シニアヨガクラス

6月26日、本邦初・シニアヨガクラスが東京で開講されました。
対象者は年齢40歳以上。

私はと言うと、軽く条件クリア…ですが、今回はシニアヨガTTCの継続学習として見学させていただきました。

少し緊張した面持ちで会場に入ってくるシニア世代の生徒さん達。
初めての場所、初めて合わす顔、そして初めての講師。
緊張しないはずがありません。

「ちょっとだけ、お話を。」
といつも通り、お話からクラスは始まりました。

ちょっとだけのはずが、みっちり45分間、90分のクラスの半分をきっちり使ったところもいつも通り…かな。

あっという間に、マスターの“クラス”になっていました。

 

まずは、お近くの参加者とのシェアタイムから。

「シニア世代が持っていて、若い世代が持っていないもの。」
「若い世代が持っていて、シニア世代が持っていないもの。」

シニアグループと、ジュニアグループ(見学者の私たち)とに分かれて意見交換。

この時点では、まだどこか硬さが残り、どちらのグループもぎこちない。

正面に相対して、本音トークの始まりです。
口火を切ったのはジュニアグループ。

いったん話始めたら、両者本音トーク炸裂です。
そこはさすがシニア世代。
ユーモアたっぷりに余裕のコメントが続きます。

「シニア世代が持っているもの、お腹周りの脂肪。」
なんて具合に。(笑)

若い世代の我々に敬意を表してくださる発言もあれば、「いくつになっても頭の中は幼稚園生よ。」なんて発言もあり。

「持ってるなぁ」と心の中で感心しきりの私。

 

本音トークの後は、マスターの小話。
場は笑いに包まれていました。
そう、この日のテーマは「笑う」と言ってもいいかもしれません。

メンタル面へのヨガとしてのお話の後は、カラダを使った練習へ。

シニアだから、いつもの練習を強度軽めに、なんてことは、マスター・スダカーのクラスでは起こりません。

笑いに包まれていながらも、そこで行われていることは、参加者にとって必要なこと。

「キツイわ〜。」と参加者からもれる声に、見学者からアシスタントに変身した面々が、「もっと上げて〜!」と応援して回ります。

シニア世代の人々の体の状態は、人それぞれ、若い世代以上に注意を払います。

助けが必要な人、違うアプローチ法が必要な人、まだまだもっとやれる人、勘違いや危険がないように、周囲を見て回りながら、各々に声をかけます。

そんな中で、マスター・スダカーの発する言葉、表情が笑いを誘い、和やかな空気感の中クラスが進んで行きました。

しかし決して、「笑いを取る」様なことをしているわけではないのです。

体にしても、心にしても、停滞しがちなシニア世代にスパイスの様な刺激で動きを与えて行く、そんな感じです。

笑うたびごとに、皆さんお元気になっていく。

ひとつのステップごとに、練習前と練習後の違いを感じていただくと、「おぉ〜っ!」と声があがります。

マスターの好きな日本語も、すぐにマスターして、「じぇんじぇん違〜う!」の大合唱。

この柔軟さ!
なんて柔らかなんだろう。

体は「キツ〜い」と言っていても、懐深く、余裕たっぷりのシニア世代。段々とクラスに一体感が生まれ、笑顔が笑顔を呼び、どんどん楽しくなって行くのです。

 

年老いて行くことと言うのは、持っている何かを失って行くことのように、どこか感じていた私ですが、こうしてヨガを練習する姿を見させていただいていて感じたのは、シニア世代の心の余裕でした。

「持っていない」どころか、私たちが持っていない余裕を見せるシニア世代に、「年の功とはこのことか。」と素直にスゴいなぁと思いました。

 

最後に、マスター・スダカーがおっしゃっていました。

「一日に200回笑ってください。ジュニア世代のことを憂う必要はないのです。あなた方が笑って過ごしていれば、ジュニア世代は黙っていてもあなた方の後に続こうとするのです。」

 

私達は、自分の持っているものを見ようとせず、持っていないものばかり探して、他人を羨んでしまう。

ひとたび内側に目を向けて見れば、いかに自分がたくさんのものを持っていることに気づくのに。

いつもマスター・スダカーが話してくださっていることを、シニア世代の生徒さん達の姿に見る思いがしました。

2時間にも及ぶヨガクラスを終えたシニア世代の皆さまは満ち足りた笑顔をしていらっしゃいました。

 

帰り際、何人かの方が笑顔で私に声をかけてくださいました。

「あなたのお話、わかるわぁ!」
「うちも同んなじよ〜」と。

シニア世代への不満とも取られがちな私の発言(母への不満です)を笑顔で受け止めてくださっていました。

この余裕。

ヨガとは心の柔軟性を育てるもの。
しなやかで強い、人生の先輩であるシニア世代。

憧れを感じるほどに、
皆さんキラキラとした笑顔で、若返っていました。

「笑う」ことが大切なのはシニア世代に限ったことではないけれど、誰よりも「笑う」ことを必要としているのがシニア世代なのだと、その大切さを実感する2時間でした。

シニア

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中