インドの叡智を体験する(クリアWS)

シャットカルマ(クリア)はハタヨガの6つの浄化法のことである。

本来ヨガはこの浄化法によって身体を洗浄した上で肉体的練習のアサナ、そしてプラナヤマに入っていくのだが近年の欧米、日本のヨガはこの浄化法の実践はさておかれ、肉体的練習アサナばかりにフォーカスされている。

ワナカムヨガスクールが初めて来日したときもこの浄化法【クリア】は日本人になじめないということで封印されたそうだ。

(そもそも人間哲学であるヨガに国籍や人種によって合う、合わないがあるはずはないのだが。)

ここまで深く教えてくれる体験できるWSや講座は他にはないといっても過言ではない。

それでも日本でのヴィジョンオブヨガ開催2年目の2013年にワナカムヨガスクールの2人の師によるクリアの理論と実践の講座が開かれそして2015年に2回目を実施することになった。

今回実践するクリアは【ネティ】と言われ鼻を洗浄することで呼吸器官の浄化になるもので【ジャラネティ】と【スートラネティ】の2種類。

浄化とはまさしく不純物、毒素を取り除くこと。その不純物や毒素といったものはどこからやってくるのだろうか。

私たちは呼吸し、食物を摂取し栄養素を取り入れて老廃物を排出する。私たちの身体が機能し代謝活動がある限りそこには毒素が生まれ出るである。

ヨガ的見地から毒素には粗いものと微細なものと2種類に分けられるのだが単に大きさのことではない。粗いものとは私たちの筋骨格の肉体に作用、吸収されるもので、微細なものはその内側シュクシュマシャリーラに作用、吸収されるもの。例えばバナナでいえば”甘い”という味覚として感じるものである。

その甘いという味覚はマインドにおいて”好き、嫌い”という二重性を生み出し肉体の内側での毒素になるのだ。

ヨガが肉体だけににとどまらずその内側に影響を及ぼし効能を発揮するということの理由だ。taka1

さて日本人は清潔、きれい好きと言われ、生活の中では抗菌、除菌、などの機能をうたった商品があふれ化学的に作られた洗浄剤で身体のあらゆる部位を洗浄している。空気を清浄し臭いを香りでふさぎ【デトックス】という言葉に踊らされ、汗を出せば老廃物がなくなると思っている。

ヨガのクリアは化学的合成物など使用せず理論に基づいた方法で自分の身体の内側を浄化するもので理論を学んだら至極当たり前で自然なものである。

実践には多少戸惑うこともある。初めての行為に怖さもあり異物を受け入れられないと拒絶してしまう自分との闘いでも あるのだが体験はそれに勝るものはない。

毒素にまみれるマインドに引っ張られることなく本来の自分に必要なことを粛々と行うことがヨガを練習していることヨガがマットの上の上級アサナにたどりつくだけのものではないその前にやるべきことがあるのだ。

今回はドクター、マスターのお二人が回復食も調理してくださり実践のあとに美味しくいただいた。ネティによって除去された粘膜を再生させるのに大事な回復食である

過度に身体を洗いすぎる日本人、果たして本当に汚れは落ちているのか。

外側ばかりに向きがちな視点を内側に向けて初めて自分を知る一歩になる。taka2

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