ヴィジョンオブヨガを受講して~2015広島~②

「現在の日本のヨガ界の現状に責任を感じている」そう言って沈痛な顔をされる、ヨガを始めて30年以上経つ60代後半の先生のことを、最近よく思い出します。「現在の日本のヨガ界の状況」という言葉に、私自身は正直あまりピンときませんでした。というのも、私がお世話になってきたヨガの先生方はアサナに執着することなく、からだ作りや使い方、適切な補助の仕方、そして、ヨガの哲学を教えてくださる先生方だったからです。

しかし、以前友人のヨガクラスを受けていたときに、ある出来事が起こりました。そのクラスでは、アサナを次々ととっていくレッスンで、時間が経つにつれて、私のこころの中にある欲がおこります。「もっとできる」「もっといける」そのこころに従うまま、アサナをとり続けました。レッスンの終盤、シャバアサナの時間になり、からだをマットによこたえると腰に違和感を覚えるという事態。その違和感は数週間続き、最終的にギックリ腰という形で悲鳴を上げました。

今の私の解釈では、そのとき湧いてきた欲は「エゴ」で、からだの使い方を無視して、からだの可動域以上の形を追い求めた結果だったと思います。ヨガとの向き合い方を見直すきっかけになった出来事でした。そして、ヨガをすることでからだを痛める人が多いという「現在の日本のヨガ界の状況」の一端を自ら体験する結果になったのです。

ヨガを安全に行う上で準備が何よりも大事。VISION OF YOGAを受講中、再受講生の先輩方から私のレッスンのデモンストレーションのアドバイスをいただきに行ったときに、皆さんの口から出てきた言葉です。

ワナカムヨガスクールのレッスンに参加させていただくようになって、マスター・スダカーの「アサナは追い求めるものではなく、アサナからやってくるもの」というお言葉も、ワークショップやVISION OF YOGAを受講するうちに体験することができ、正しいヨガ、「現在の日本のヨガ界の状況」に一石を投じるレッスンを体験することができます。

また、苦手だと思っているアサナや、からだに痛みがあるなら、なおのこと受講することをおすすめします。痛みの出ない、無理のない正しいからだの使い方や、痛みの原因を突き止め、それをとる方法を教えていただけます。

マスターの代名詞とも言われるフロー、仲間と励まし合いながら行うマット外の練習も外せません。そして、マスターのお話もとても興味深い。さまざまな角度からヨガの持つ深淵な哲学をお話しいただけます。そのときわからなくても(今もわかっていない可能性があるということは横に置いて)、後々あのお話はそういうことだったのかとわかるときがきます(たぶん)。私は、VISION OF YOGAを受講して、ヨガという道を歩んでいく上でかかせない、確かな地図と確かな羅針盤を得ることができたように思います。takako

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