夏の終わりの島根県出雲市。
出雲大社から徒歩数分の大社文化プレイスでハタヨガ基礎講座が開かれました。
1クラス目の『ヨガセラピー ―人生の縮図としてのマット』は瞑想からのスタート。
今回のWSに参加された方は、ヨガインストラクターから初体験の方まで幅広く、講座前は「緊張します」と少し不安そうにされていた方々も、マスターに身をゆだねるように静かに目を閉じて呼吸されていました。
数分の瞑想後、いよいよマスターのお話が始まりました。
マスターのお話しはいつも面白く、インドの小話だったり、身の回りのことだったり、そのお話がマットにつながりヨガと結びつき人生につながります。
今回のお話から『今を生きること』『自分の人生を楽しむこと』をついつい忘れてしまう私の癖をあらためて感じました。
自分の自信の無さを人からの評価で埋めようとする癖がある私は、よく首が凝ります。
凝りや痛みはそれに対応するワークをすれば一時的には取り除けますが、大元の思考の癖を手放さなければいつまで経っても繰り返してまた痛くなってしまいます。
マスターからヨガを学ぶようになってからはこの癖も少しはマシになっていたつもりだったけれど実際はまだまだだなぁと反省。
1クラス目はお話しから首のワークで終わり、休憩をはさんでの2クラス目はこの流れで肩→腰の痛みについてと、自然にWSの内容が流れていきました。
ワークの内容はきっと初体験の方々には「楽チ~ン」とは言い難いものだったと思うけど、ワークの後の身体は間違いなく「楽チ~ン」だったに違いないと思いました。
それは帰られるときの皆さんの笑顔に表れていました。最初の不安そうな表情がこんなに変わるなんて!
そして口々に「来て良かった」とおっしゃっていて、ヨガってやっぱりすごいし、本当にありがたいと心から思いました。