2018.4.28 座骨神経痛の方の為のナバーサナフロー@東京新宿村

船のポーズ、ボートのポーズとして知られるナバーサナ。V字腹筋のように見えるその形からか、腹筋の強化や体幹やインナーマッスルに効くポーズとして認識されていることが多いのではないかと思う。もちろん、その効果がないとは言わない。けれど、ナバーサナに限らず、5,000年も前から続くヨガの叡智はそんな表面的な効能には留まらないということを、たった2時間のクラスでも驚くほどに体感できるWSだった。

運動部に所属していた学生時代、脊椎分離症を発症し、歩けないほどの腰痛を経験した。そのときお医者さんは「背骨をサポートするために、腹筋と背筋をもっと鍛えなさい」と言った。その考えでいうと、ナバーサナも、腹筋の強化によって腰痛を軽減するもの、と見えなくもないのだが、当然ながらマスターのナバーサナフローはただの腹筋運動では全くなかった。

クラス冒頭、腰痛、座骨神経痛で悩んでいる人、との問いかけにそこら中で手が上がる中、マスターのお話は船と水の関係へと移った。船は水の上にあるのが通常で、逆に言うと水があるからこそ前に進むこともできる。水が船の外側にある分には何の問題もないのだ。ところがひとたびその水が船の中に入ってしまったらどうなるか?少し入ったくらいでは大した問題ではないかもしれないが、水がどんどんと中に入ってくると、船は沈み始めることになる。そんなお話から、日常での感情との付き合い方へと話は進み、それをナバーサナ(船)フロー(流れ)の中で実体験することになった。

ヨガをしていると、感情を手放すとか、エゴを手放すとかいう話を耳にする機会も多いのではないかと思う。しかしマスターは(古来のヨガは)無感情になれとも、自分を失えとも言わない。ただ、それに飲み込まれるなと、自尊心とプライドをはき違えるなと言い続ける。そして、ヨガのクラスに通うたった1時間だけをピースフルに過ごせる魔法の時間にするのではなく、ヨガのクラスで味わったことが日常で生きるように、ポーズやり方だけでなく、そこから学べる内面的、感情的な側面を体験することを通じて教えてくれるのだ。

座骨神経痛のためのナバーサナフローも、腹筋強化にとどまらず、神経や感情にまで働きかける贅沢な2時間だった。参加した者、体験した者だけが味わえる心身の軽さがある。そしてそれは、きつかった、全然うまくできなかったと言いながらも、手にすることができることに本当に驚く。このポーズをすることで、こんな効能がある、という情報を手にするよりも、ぜひ体験してほしい。だからあえて実際に何をしたかの細かいことは言わないけれど、参加者の笑顔を見ればその効果は想像できるはず。FB_IMG_1527688401225

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