2018.12.9 ハタヨガプラクティスwithマスター・スダカー@石川小松(1)

フレディ・マーキュリーの人生を再現した『ボヘミアン・ラプソディ』は、まさに体感する映画だった。足を鳴らし、手を叩き、一緒に歌い、ライブ会場にいるような感覚を楽しんだ。映画を見終えてはフレディの人生を追体験したような余韻を心と身体で楽しんだ。
『ボヘミアン・ラプソディ』は唐突な例えかもしれないけれど、本邦初公開となった『バシスターサナフロー』で、マスターは私たちに聖人バシスタの人生を見事に体感させてくれた。小松WSからの帰り道、この日学んだ“聖人バシスタ物語”をあれこれ思い出し、登場人物の特質に思いを馳せた2時間のフローの余韻を楽しんだ。

前半の「ハタヨガプラクティス84」は効能の高い古典ヨガアサナの神髄を、日本に居ながら学ぶことのできる人気講座。小松WSのために選ばれたのはバシスターサナだった。
ヴィシュヴァーミトラ王、聖人バシスタ、インドラ神からバシスタへの贈り物・牛のナンディニ。まるで映画を見ているような話の展開にワクワクしながら、マスターが説く登場人物の特質に私たちは聴き入った。
続く後半のフローでは、聖人バシスタ物語は私たちの身体に効き入った。バシスターサナの幾通りものヴァリエーションからゴームカアサナに至るまで見事な展開で、あっという間に時間が過ぎた。
映画の感動や余韻といったものはやがて失われるけれど、小松で体験した“聖人バシスタ物語”が伝えたのは、アサナを繰り返し練習すればそのアサナの特質を獲得していくことができるということ。
いや、マスターは獲得ではなくアサナの特質が「やってくる」とおっしゃった。例えばゴームカアサナであれば、ナンディニが物語の中でそうであったように、「与える」という特質がやってくるのだと。それは優しさや思い遣りという人としての本質につながっているのだと。アサナの効能を肉体的な効能レベルにとどまらず、内面に及ぶ効能を教えてくれる人はマスター・スダカーの他に今の日本にいるのだろうか。

余談になるけれども、小松を“コーマツ”と発音し、その似た音から母国語の“牛”を思い出したマスター。思いもよらぬ繋がりを発見して幸せになるマスターのセレンディピティ(注)。よくマスターは「君がアサナを選ぶんじゃない、アサナが君を選ぶんだ」とおっしゃる。ならばバシスターサナが小松を選んだんだな、きっと!小松でバシスターサナがお披露目となったのは偶然ではなかったのかもしれない。そして小松に足を運んだ私たちは聖人バシスタに導かれたのかもしれない。何とも幸せなセレンディピティの連鎖だった。

(注)セレンディピティ
思わぬものを偶然に発見する才能・能力。ニュートンが木からリンゴが落ちる様子を偶然見て、万有引力の存在を発見したことなど。

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